Buchla & Tiptop Audio | Model 285t Frequency Shifter

45,400円(税込49,940円)

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Overview

FREQUENCY SHIFTER MODEL 285tは、フリーケンシー・シフト機能を備えた上部セクションと、バランスド変調およびリング変調の両方に対応する下部セクションという、独立した2つの機能セットを組み合わせたモジュールです。それぞれの機能には豊富なCV入力や専用の出力ジャック、個別のコントロールが備えられており、すべてのパラメータを音楽的に制御可能です。

Features

フリーケンシー・シフター

このセクションは2つの入力を持ちます。一般的には、Signal入力に音声信号を入力し、内蔵のリファレンス・オシレーターとの周波数を比較します。そして、この2つの入力の周波数の和(sum)と差(difference)がそれぞれ出力されます。
通常、リファレンス(ref.)入力には倍音を持たないサイン波が使用されます。そのため、285tにはサイン波を出力するリファレンス・オシレーターが内蔵されています。このオシレーターは、ref.スイッチで外部信号入力との切り替えが可能です。また、内蔵オシレーターはCVによるモジュレーションが可能で、Control入力はエクスポネンシャルなFM入力、F.M.入力はリニアFM入力です。
Signal入力に入った信号は、リファレンス・オシレーターの周波数分だけ周波数が加算・減算されて出力されます。Difference出力は減算された信号、Sum出力は加算された信号のみが出力されます。

バランスド・モジュレーター

このセクションも同様に2つの入力を持ちます。Signal入力はキャリア信号、Ref.入力はモジュレーター信号として使用されます。
Ring出力は、一般的なリング・モジュレーターと同様に、キャリア信号が完全にキャンセルされ、入力信号の和と差が出力されます。
Variable出力は変調量が可変の出力で、AmplitudeノブやControl CV入力に入力されたCV信号によって、キャリア信号とリング・モジュレーションのかかった信号との間でクロスフェードを行います。

フリーケンシー・シフトとピッチ・シフトバランスド・モジュレーター

「ピッチ」と「フリーケンシー」という言葉の定義は似ていますが、フリーケンシー・シフターの効果はリング・モジュレーターに似ています。ピッチ・シフターの効果は、入力信号の倍音の相対関係を維持する点でより「音楽的」な効果をもたらします。一方、285tのようなフリーケンシー・シフターは、入力信号のすべての要素に均等に周波数を加算・減算します。
そのため、入力信号の倍音が多いほど、フリーケンシー・シフトを適用した際に元の倍音関係が乱れることになります。この結果、元の入力信号のインターバルの関係が変化しますが、これによって他のエフェクトでは得られない特徴的な音響効果を生み出します。

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