Joranalogue | Select 2

26,300円(税込28,930円)

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Overview

ゲート制御式の高精度CVプロセッサー

モジュラー システム用の「スイス・アーミー ナイフ」である Select 2 はゲート制御の高精度・電圧プロセッサです。 低速制御電圧 (CV) からオーディオ周波数までの電圧の作成、切り替え、ミュート、ホールド、反転、減衰、オフセット、加算/ミックス、減算を行うことができます。

各プロセッサーには 2 つの信号入力があります。左側の入力がデフォルトの入力チャンネルであり「SELECT」にゲート信号が入力されると代わりに右の信号入力に切り替わります。 左側の入力には +5V の電圧ソースが内部結線されています。

HOLD機能での電圧保持

次に信号は電圧ホールド回路を経由します。「HOLD」に入力したゲートの立ち上がりエッジで電圧が保持され、High である限り一定の電圧を保持します。入力されたゲート電圧が Low に戻ると電圧のホールドが解除されます。一般的なサンプル/トラック&ホールドは数秒を経過すると保持する電圧が低下しますが、Select 2 は電圧を数分間正確に保持できます。

CV・スケーリング

最後に信号はポラライザー/アッテヌバーターで電圧のスケーリングを行います。 ノブの位置が最小で x -1 (反転)、中央で x0、最大で x1 (ユニティ・ゲイン) になります。 ポラライザーの効果は「UNITY」へゲート信号を入力することで無効にできます。 このユニークな機能により、さまざまな興味深いゲート制御による信号の変調が可能になります。 2色の LED によって各プロセッサの出力電圧が視覚的掴むことができます。

チャンネル A 出力にパッチケーブルを挿入しない場合、信号は B 出力とミックスされます。これによって信号オフセット、CV ミキシング、ピッチトランスポーズなどCVスケーリングのためのユーティリティとしての用途にも適します。

パッチ・アイデア

定電圧・ゲート・ジェネレーター

Select2の信号またはゲート入力が使用されていない場合、+5 V の定電圧がポラライザーの入力に内部結線されます。 これにより、ノブを使用すること、ポラライザーの出力を -5 V 〜 +5 V の間で設定可能な定電圧源とすることができます。これは、専用のノブを持たないCV入力をコントロールする場合に便利です。

この定電圧は、SELECT入力を使用して無効にする (0 V に切り替える) ことができます。 SELECT入力のゲートがハイ(ON)の場合、右側の信号入力が選択されます。右側の入力には0Vが内部結線されています。そしてUNITY入力を使用して出力信号を再び+5Vに切り替えることもできます。UNITY入力はポラライザーの効果を無効にします。

ゲート付きアッテネータ/ポラライザおよびミュート

「定電圧・ゲート・ジェネレーター」と同様ですが、このアイデアは外部信号を左側の信号入力に接続する点が異なります。 ノブは信号を減衰し、そして電圧を反転させます。 SELECT入力にゲートを送ることで信号をミュートし、UNITY入力にゲートを送ることでポラライザーの効果を無効にします。

リング・モジュレーター

Select2はクラシックなリング・モジュレーターとしても働きます。 ノブを最小に設定し、可聴域の周波数のキャリア信号とモジュレータ信号を、左側の信号入力とUNITY入力に接続します。 モジュレータ側はロジック(ゲート)入力であるため、最良の結果を得るには方形波またはパルス波である必要があります。 ノブを使用して、リングモジュレーターのかかる深さを制御します。

オーディオ・トラック&ホールド

もう1つの古典的なエフェクト効果は、アナログ回路を使用して信号の「ダウンサンプル」効果を作成するトラック&ホールドです。 リング・モジュレーターと同様にSelect2の設定をしますが、モジュレータの信号はHOLD入力に送ります。HOLD入力がハイの場合、キャリア信号は「フリーズ」されます。 ホールドが再び Low になると、出力はキャリアの入力に追従します。 モジュレーターの信号をうまく調整することで、ごくわずかな効果から完全なサンプル&ホールドまで変遷します。

オシレーター波形の可変モーフィング

オシレーターからの 2 つの異なる波形 (正弦波と鋸波など) を Select2 の2つの信号入力に接続し、同じオシレーターのパルス波出力をSELECT入力に接続します。 その結果、出力は2つの波形がモーフィングした波形が出力されます。入力した各波形がオシレーター周期の波形の一部を構成します。 オシレーターのパルス幅を調整することで、波形のモーフィングを動的に変化することができます。

シーケンス・セレクター

2 つの CV・シーケンスをSelect2の2つの信号入力に接続し、ゲート・シーケンスをSELECT入力に接続します。それらのシーケンスはすべて同じクロックから駆動します。 ゲート・シーケンスによって2つのCV・シーケンスどちらかを出力するか切り替えます。ローの場合は左、ハイの場合は右です。 ゲートシーケンスのパターンを変えるだけでメロディーのバリエーションを生成可能です。

アッテネーター/ポラライザー/オフセット

2つのセクションを組み合わせて使用することで、信号のアッテネーター/ポラライザー/オフセットCVスケーリングを同時に行うことができます。 スケーリングしたい信号をB チャンネルの左側の入力に接続するだけです。Aのノブは -5 V 〜 +5 V のオフセットを制御し、Bのノブはアッテネーター/ポラライザーを制御します。 何も外部の信号を入力しない場合、Bチャンネルの出力から -10 V 〜 +10 V の定電圧を生成することもできます。

ゲートからオーディオへの変換

オーディオレートのゲート信号 (0V と +5V の間で切り替わる) がある場合は、Select 2 を使用して一般的な0V中心の 10Vpp (-5 〜 +5V) 信号に変換できます。使用するチャンネルのノブを最小に設定します。ゲート信号を対応するUNITY入力に接続し、そのセクションの他の入力はすべて未使用のままにしておきます。 出力信号は 10 Vpp の方形波で、元のゲート信号に対して反転されていません。


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