Joranalogue | Route 4

30,900円(税込33,990円)

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Overview

ゲートまたはトリガーを使用しての自由自在な信号ルーティング:これがRoute 4の基本原理です。相補的な2つのルーティング・セクションで構成されたRoute 4は、新たなレベルでのシグナル・ルーティングの可能性をあなたにもたらします。

モジュールの上半分は4対1のルーターです。コントロール信号の入力によって、4つの信号入力のいずれかを選択し、ルーターの出力にミックスすることができます。

コントロールの働きはゲート駆動とラッチ駆動があり、後者の場合、信号入力は受信したトリガーパルスによってオン/オフが切り替わります。また、SOLO/MULTIスイッチは入力が排他的か、複数が同時に有効になるかを決定します。

シグナル入力へパッチをしていない状態では、+1Vの電圧源がそれぞれに内部結線されています。これにより、ゲートやトリガーを利用したシーケンスのトランスポーズが簡単に行えます。

下側の1対4のルーターも同じ機能を備えており、1つの入力を最大4つの出力に振り分けします。これらセクション間では内部結線がされており、パッチングの利便性をより高めます。

すべてのシグナル・パスは、制御電圧(CV)、ゲート、オーディオ信号を問わず、ユーロラックで使用するあらゆる信号が使用可能です。パネル上のLEDによる視覚的なフィードバックは、Route4の状態を常に表示します。

Route 4は、とても柔軟なアナログ・ミキシングと信号ルーティングの要塞となるでしょう。8HPのこのモジュールがあなたのパッチングをより創造的なものへ高まるよう刺激します。システム内の信号をその場でリダイレクトし、比類ないレベルでコントロールできるこの能力は、熟練のモジュラー・プレイヤーの胸さえも高鳴らせます。

パッチアイデア

連続したトランスポジション

Route 4 は、メロディーのバリエーションを作成するための優れたツールです。シーケンサーの出力するさまざまなゲート信号を上部セクションのコントロール入力にパッチします。 これでシーケンスが特定のステップに到達するたびに、対応するチャンネルがアクティブになります。各ルーティング入力には+1Vの電圧源が内部結線されているため、出力には +1 V が追加されます。 この CV 信号は、ボイスの 1 V/OctのピッチCV源として使用できます。

モードスイッチを使用することで、効果には様々なバリエーションが生まれます。GATEモード時の動きはシンプルで、特定のステップに到達するごとに +1 オクターブのトランスポーズを行います。LATCH/MULTIモードの場合は最大 +4オクターブの間隔でのトランスポーズが可能であり、これらのアイデアはシーケンスの長さを倍増させる働きを持ちます。

そして異なる固定または可変の電圧源を入力にパッチすると、さらに多くの可能性とメロディーの面白さが生まれます。

複数のエンベロープによるオーディオ・ゲーティング

Route 4 はオーディオ信号の切り替えにも使用できます。 1 つのオシレーターから出力されるさまざまな波形を上部セクションのルーティング入力にパッチします。それぞれ異なる時間設定を持った同期・ループ・エンベロープまたは LFOなどをコントロール入力にパッチします。 さまざまなオシレーター波形の切り替えが変化することにより、リズミカルに進化する音色が作成されます。エンベロープ/LFOの速度も可聴域まで上げることが可能です。これはAMに似た効果をもたらします。

エフェクト・コントローラー

エフェクトに送るオーディオ信号を下部セクションの入力にパッチし、ルーティング出力をさまざまな信号処理モジュール (フィルター、ウェーブフォルダー、ディレイなど)へ送ります。

キーボード、タッチプレートやセンサーなどを利用し手動で生成したゲートを使用するか、外部ゲートをコントロール入力に接続します。各エフェクト処理の出力信号をミキサー・モジュールでミックスします。入力される制御信号により、元の信号にさまざまなエフェクト処理効果が適用されます。

モジュレーション分配器

Route 4 のもう 1 つの用途は、ゲートまたはトリガー制御のモジュレーション分配器としてです。 モジュレーションソース(LFO、ランダム、カオス、シーケンスなど)を下部セクションの入力に接続します。

ルーティング出力をオシレーターやフィルターなどの、対象となるさまざまなモジュレーション入力に接続します。4 つの異なる周波数を持った発信器を使用してコントロール入力を切り替えます。 これによりオシレーターの周期に応じてモジュレーションの働きがオン/オフと切り替わる仕組みが完成します。シーケンスの最初のステップでそれぞれにリセット信号を送ることで、周期に沿ったパターンを作成します。

マルチティンバー・ピッチコントローラー

まずは4つのボイスを用意し、それらの出力信号をミックスします。シーケンサーのピッチ CV 出力を下部セクションのルーティング入力にパッチし、そのルーティング出力を各ボイスの 1V/Oct入力に接続します。ここで、手動で調整されたいくつかの DC 電圧を制御入力に接続します。 コントロール入力電圧が変化することで、各ボイスが基準ノート(0V)の継続再生とシーケンスの間で切り替わります。 ランダムまたはカオスのCVと、それに連なるアッテネーターの組み合わせから取り出した電圧を利用することで、ルーター機能の働きを自動化します。

新品モジュラーシンセサイザー
8 HP
奥行き 35 mm
消費電流 +12V : 35 mA, -12V : 20 mA
保証期間 1年
付属品 保証書

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