Jomox | Moonwind MkII

151,300円(税込166,430円)

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Overview

真のアナログ・ステレオ・フィルターであるMoonwind MkIIは、ステップ・シーケンサー、デジタル・エフェクト、2つのLFO、VCA、2つのADSRエンベロープ、エンベロープ・フォロワーなど様々な機能を備えています。すべてのパラメータが保存可能で、それらはMIDIでコントロールすることもできます。そして、Moonwind MkIIは固定のCV入出力と6つのアサイン可能なCV入力を備えており、ユーロラックなどの多くのアナログ・ハードウェア環境に連携し、多目的に使用することができます。

OLEDディスプレイ、タッチパッド、迅速なアクセスを可能にするボタンなど、Jomox Moonwind MkIIが複数の進化を遂げて帰ってきました。

Features

ステレオ・アナログ・フィルター

Moonwind MkIIは2系統の独立したフィルターを装備しています。両チャンネル共にローパス、バンドパス、ハイパス、ノッチと4種のフィルター・タイプを備えており、ルーティング設定もステレオだけでなくシリアル、パラレルなど様々な種類を用意しています。このルーティング設定によるフィードバックは、激しいディストーションであったり、まるで悲鳴のような予測不可能で複雑な音色を作り出します。
セルフレゾナント・モードで発振させれば、MIDIノートでMoonwind Mk IIをシンセのように演奏したり、フィルターでメロディーを奏でることも可能です。

デジタル・エフェクト

Moonwind MkIIに搭載されているデジタル・エフェクトは16種類のアルゴリズムから自由に選択可能です。エフェクト・アルゴリズムごとに3つのパラメーターを備え、外部のMIDI CCやCVからも制御ができます。リバーブ、コーラス、フランジャーなどの代表的なものから、ウェーブ・ガイド、ビットクラッシュ、ワープ・トラッカー、フォルマント・フィルターなどJomox独自のアルゴリズムも収録しています。

ステップ・シーケンサー

内蔵シーケンサーはステップや左右のフィルターごとにカットオフ、Q、レゾナンスをそれぞれ設定ができます。内蔵のLFOやエンベロープ、そして外部のCVなど様々なモジュレーションと組み合わさることで、Moonwind MkIIはあなたのサウンドを劇的にクリエイティブなものへと変化させます。

タッチパッド

画面下にあるタッチパッドではフィルターのパラメーター操作、各種パラメータやシーケンスデータの編集など様々な操作を直感的に行うことが可能です。フィルター操作の情報は直接シーケンサーへ記録できるため、これによりMoonwind MkIIはまるでシンセサイザーのように演奏でき、またDAWレコーディング環境にシームレスに適応できる、非常に使いやすいアナログ・サウンド・エンジンとなっています。

Specifications

  • 完全アナログの低ノイズ・マルチモード・フィルターを2機搭載
  • OTA* 採用
  • フィルターごとのQとレゾナンスを個別に調整可能**
  • フィルターごとにローパス、ハイパス、バンドパス、ノッチの形状をアサイン可能
  • 各フィルターは相互に接続可能***
  • フィルターごとにカットオフを制御するLFO波形を64個から選択可能
  • フィルターごとにエンベロープ・アマウントを調整可能
  • MIDI経由でトリガーされる、フィルターとVCA用の2つのADSRエンベロープ
  • Hi-Z対応入力端子、ギターやベースからの信号をダイレクトに増幅可能
  • 直感的な操作を可能にするタッチパッド
  • CV出力 x2
  • 固定CV入力 x3
  • 入力量設定が可能なプログラマブルCV入力 x6
  • 16個のアルゴリズムを搭載したデジタル・エフェクト
  • テープ・ディレイとウェーブ・ガイドを生成するアナログ・フィードバック・エフェクト
  • 各エフェクト・アルゴリズムに3つのパラメーター
  • コーラス、フランジャー、トレモロ、リバーブ、ディレイなどを含むエフェクト・プログラム
  • 金属的なノイズと、ボリュームコントロールを備えたノイズ・ジェネレーター搭載
  • シーケンサーは、ステップとフィルターごとにカットオフ、Q、レゾナンスの値を記録可能
  • 1パターンにつき最大64ステップ
  • 1小節につき最大32ステップ (最大2小節) 、小節数は小節あたりのステップ数に応じて設定可能
  • 1小節につき最大32ステップまで分割可能なクロック・ディバイダー
  • ノブまたはタッチパッドによるフィルターの動きを記録できるRecord/Undo機能
  • 指の動きでシーケンスを記録できるダイレクト・タッチモード
  • シーケンサーとLFOはMIDIクロック同期が可能
  • MIDIノートによりフィルターのカットオフ、CCでその他のパラメーターを制御
  • カットオフ、Q、レゾナンスはクラシックなポテンショメーター仕様
  • アクスル・ベアリングを採用した堅牢なメタル軸ポテンショメーター
  • 256x64ピクセルLCDディスプレイ
  • MIDI経由のOSアップデート

*Operational Transconductance Amplifier : つまり、T-Resonatorに搭載されているようなトランジスタ・ラダー・フィルター(いわゆるMoogフィルター)ではありません。それによって、10Hz〜30kHzの広い音域で優れた性能を発揮します。

**レゾナンス=0、かつQ=maxの設定では、自己発振(サイン波発振)のすることのない非常に狭い帯域のフィルターとして機能します。レゾナンスが0より大きい場合、フィルターを発振させるにはQも0より大きな値に設定する必要があります。

***ステレオ、パラレル(双方のフィルター出力をモノラル信号にミックス)、シリアル(双方のフィルターを相互ライン接続)、フィードバック(出力信号の一部が交差してもう一方のフィルターに戻る、逆も同様)、フィードバック・パラレル(フィードバックと同様の原理で、双方の信号がミックスされる)

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