Five G Vintage Synthesizer ミュージアム

これらのシンセサイザーは、非売品または既に販売されています。
Some of these synthesizers are NOT FOR SALE or already SOLD.

今までに店頭に並んだシンセサイザー「KORG MONO/POLY」の写真です。


KORG MONOPOLY

KORG MONOPOLY

4VCO搭載の4音ポリフォニックも可能なアナログモノシンセ。


パネル上の切替ボタンにてモノとポリを選択可能(これが名称の由来)です。


音色メモリーこそできないですが、S.C.I.Prophet-5 REV2やPolysixと共通のSSMフィルターを搭載。艶やかで温かみのある音色が特徴です。さらにオシレーターシンク、ポルタメント、クロスモジュレーション、ノイズジェネレータを装備!また定番機能ともいえるアルペジエーターやコードメモリーも装備され、飽きの来ない音色作りを楽しく手軽にサポートします。


本機最大の魅力は4基のVCO。この4VCOをモノモードでフルに活用できるゆえ、実は分厚いシンセベースも大得意なんです。手弾きは勿論、外部コントロールユニットのCV/GATEを標準装備。KORGでは珍しくこのMNONOPOLYはV/Oct方式が採用されていて、CV/GATEコンバーター使用時も手間要らずです。


またLFOの波形がMONOPOLYでは4種類(三角波、鋸歯状波、逆相鋸歯状波、短形波)の選択が可能ゆえの幅広い波形変化を楽しむ事が出来ます。


余談ですが、本機は音程が落ち着くまでに10分位かかってしまいます。しかしこれは、MOOG Minimoogなどと同じ方式で、これはある程度本体が熱を帯びないと安定しない方法をとっているゆえのヴィンテージらしさが垣間見える現象ともいえます(笑)


因みに80年代初頭の歌謡界では、このMONOPOLYとPolysixを組み合わせたバックバンド(エキゾチックス)を従えた、ジュリー(沢田研二)氏の名曲「麗人」や「六番目の憂鬱」においては、これらのシンセの音色を確認することができます。例えば「麗人」のイントロから鳴っているピッチベンド奏法のリードがPolysixであり、サビの展開でのノイズ音がMONOPOLYといったように、これらの音は今でも聴くことが出来ます。

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